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アルファV工法

アルファV工法
高機能なビニロン繊維シートとエポキシ接
着剤を用いたコンクリート剥落防止工法

特  徴

優れた耐久性
耐アルカリ性の低いガラス繊維シートに代わり、高機能なビニロン繊維シートを使用することで、耐
アルカリ性をはじめとした耐久性能に優れたはく落防止対策です。

高い変形追従性
高い強度とジン性に富むFRPがコンクリート構造物に一体化するため、変形追従性に優れています。

高温度下でも施工可能
プライマーから接着剤まで全て湿潤面対応型の材料なため、高湿度の環境でも施工可能です。雨
天時も、施工場所に雨が直接かからない状況ならば、施工できます。

プライマーによるひび割れ補修効果
プライマーにひびわれ浸透性性能を持たせることにより、コンクリート構造物の耐久性を高めます。

用途
コンクリート構造物からのコンクリート片のはく落防止。

 

①下地処理
ウオータージェット、ブラスト、ディスクサンダー等を用いてコンクリート表面の下地処理を行います。
不陸、断面欠損部等は修復材を用いて平滑に仕上げます。

②プライマー工
アルファテック380を塗布します。ひびわれにプライマーが浸透し表面に窪みが生じた部分は追い塗
りして、ひびわれ深部まで浸透接着させます。

③Vネット・Vシート貼り付け工
アルファテック540Vを下塗りし、ビニロン繊維を貼付け後、上塗りします。平滑面には軽く腰のある
アルファVネット(ビニロン三軸ネット)を使用し、入隅、出隅等複雑な形状部には柔軟なアルファV
シート(ビニロン二軸シート)を適用します。

④仕上げ工
耐候塗装が必要な場合はアルファE中塗、アルファU上塗を塗布します。

使用機材

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